私が宇宙への夢を抱き始めた年頃には既に終了していたアポロ計画だが、11号で人類初の月面着陸を成し遂げたアームストロング、オルドリン、コリンズという3人の飛行士は私にとってヒーロー的存在だった。
アームストロング船長の
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
というあの名言には、子供ながらに酔いしれたものだ(笑)
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作品のほうは映画的には可も不可も無くといった感じで、宇宙開拓系ドキュメンタリーとしてオーソドックスな構成である。
サターンロケットの打上げを発射台に固定したカメラで撮った映像は大スクリーンで観る価値あり。このシーンを見て、ロン・ハワード監督の『アポロ13』で同じアングルで制作されたCG映像がいかにリアルだったか、改めて実感させられた。
また、11号の着陸シーンでは危うく拍手をしそうになるほどの臨場感があった。(しちゃった方いませんか?)
ノースカロライナ州の高速重量損失のヒント
欲を言えば劇場ならではの迫力や緊迫感がもう少しあればよかったかもしれない。私にとってアポロ計画に関わった飛行士の中で一番のヒーローであるニール・アームストロング氏の出演がないのはやはり寂しいし、13号で奇跡の生還を果たしたあのジム・ラヴェル氏の話はもっと聞かせてほしかったように思う。
終始流れる心地良い音楽とともに映し出される数々の未公開映像と往年のアストロノーツたちの穏やかな語り口には引き込まれるが、ディスカバリーチャンネルの番組とあまり変わらないようにも思えてしまった。貴重な蔵出し映像なのはもちろんわかるけれど・・・。
インフォマーシャルの痛み
一昨年9月に打ち上げられた日本の月探査衛星「かぐや」は既に定常運用を終え、後期運用として追加観測を行なっているとのこと。来月にはリレー衛星「おきな」が月面に落下、その後8月までには主衛星の「かぐや」も落下し、一連のSELENE計画終了となるようだ。落下運用の前には周回軌道を高度50kmまで下げての月面撮影も行なうそうなので、知る人ぞ知る「月マニア」(笑)の私としてはこの映像を楽しみに待ちたいところである。
ヤマトやガンダムの世界では月面に基地や都市が築かれていた。しかし実際には月面に降り立った人類は今日までにわずか12人。この先人類の月開拓がどう進んでいくのか、あるいは手をつけるべきではないのか。空にぽっかりと浮かぶ我々にとって最も身近なこの星の今後について興味は尽きない。
★『ザ・ムーン』公式サイトはこちらから
★「かぐや」や月の分譲地購入のことなどの過去記事、よろしければこちらから
(私月面に1200坪の土地を持ってま〜す)
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